注文住宅は工務店と話し合いながら設計から施工まで考えることができるので、細かいところまで注文が可能です。話し合いながら建築から施工まで決めていきますので、時間が掛かります。もちろん工務店が提案する内容で納得できるのであれば、話し合いの時間が結果的に短縮できます。注文住宅の良いところは、細部に至るまで配慮が行き届く点です。
細部のひとつに雨どいがあります。雨どいが機能している一戸建ては、雨漏りが発生しにくい傾向が強まります。雨どいが弱いと、雨漏りトラブルが発生しやすくなります。なぜならば、雨どいは屋根の湿度に大きく関与するからです。
注文住宅は雨どいにも配慮が行き届きますので、具体的な排水ルートの把握を心がけましょう。枯葉が詰まらないように工夫されているかどうかもチェックすると良いでしょう。雨どいは雨水だけでなく、枯葉や埃も入りますので、排水管に枯葉が詰まらないように工夫されていると安心です。埃は空中を飛んできた土砂などが泥状になったものも含みます。
枯葉や埃は、雨どいと排水管を慢性的に湿度の高い環境にしてしまうため、コケやカビが生えやすくなります。雨どいが乾燥しやすく、衛生的に維持しやすい状態で施工されていれば、屋根の寿命が長くなります。屋根の寿命は塗装の大切ですが、雨水の排水がスムーズかどうかも重要です。注文住宅ならではの話し合いによる設計から施工の利点を活かすためにも、雨どいにも注目しましょう。