注文住宅を他の手段と比較したときのメリットについて考えてみます。まず、賃貸と持ち家どちらがいいかという問題があります。よく、持ち家のほうが生涯でかかる費用はお得だという意見があります。総費用に関しては、確かに持ち家のほうがわずかにお得だという意見が多いです。
なにより、住宅ローンを払い終わった後には完全に自分の資産となることが大きいでしょう。老後に賃貸で住むか持ち家に住むかでは天と地ほどの差があると言われているので、この点は持ち家の大きなメリットであると言えます。次に、建売住宅と比べた時のメリットについて考えてみます。建売住宅のメリットは、安価ですぐに住めるというのがメリットであり、この反対が注文住宅のデメリットです。
一方で注文住宅のメリットは、希望の土地に希望の家を持てるということにあります。法律と予算が許せば、いくらでも自由な設計の家を建てることができます。最後に、すでに持っている家をリフォームするか建て替えるかという問題について考えてみたいと思います。リフォームのメリットは費用を安く済ませることができることです。
しかし、家の大部分を改修するような大規模なリフォームの場合、新築よりも割高になることもあります。オールリフォームを考えるなら、十中八九新しく立て替えたほうがメリットがあります。以上、注文住宅のメリットについて見てきました。結論として、どの選択肢をとるのが正しいということは一概には言えず、個人の価値観や予算などに左右されるということになります。
どの手段が自分に合っているかという見極めが大切になります。