東海、東南海、南海の3連動地震が想定されている長泉町に注文住宅を建てる場合は、十分な地震対策が必要です。始めに確認しておきたいのが地盤です。良い地盤の場合は木造の軸組み工法による建築が可能です。地盤が弱い場合は、業者から地盤改良を勧められる場合がありますが、良い結果をもたらしません。
弱い地盤の地域は地震の揺れも強く、木造の建物に被害を与える恐れがあります。どうしても弱い地盤に注文住宅を建てなければならないのなら、鉄筋コンクリート造が向いています。鉄筋コンクリート造の住宅は構造計算により地震時の安全性が検討されるので、地震で建物が壊れる心配はなくなります。基礎も杭基礎が打ち込まれ、安全が確保されます。
鉄筋コンクリート造の住宅を依頼する場合は、長泉町で施工実績のある工務店が適しています。地盤の良い場所に注文住宅を建てる場合は木造の軸組み工法が最適です。2×4工法や軽量鉄骨造は耐久性がなく、50年後に健全に建っているかどうかがわかりません。長泉町で木造の軸組み工法を建てる建てる場合は、地元の工務店の活用が勧められます。
地元の事情を把握している上、メンテナンスも期待できるからです。住宅は単に建築基準法の最低限の基準を満たしているだけでは足りず、住宅性能表示の耐震等級3の取得が望まれます。さらに、熊本地震で問題となった、直下率も考慮する必要があります。2階に壁がある場合には、1階の同じ一にも壁が必要です。
直下率を高め、柱の太さを太くすることで、大きな地震に耐える建物をつくることができます。