部屋の中に収納となる洋服ダンスなどの家具類を置くことで、部屋の広さが狭くなると言ったデメリットが有ります。しかし、収納が無ければ洋服を整理するための洋服ダンスを置かなければなりませんし、最近の住宅の部屋はフリーリング床仕様になっているケースが多く、フローリング床を長期間綺麗な状態に保つためには1年に一度などの割合でワックス塗装を行う必要が有ります。洋服ダンスなどの家具類が室内にあれば、ワックスがけを行う度に家具類の移動をしなければならなくなります。注文住宅は家の設計を自由に行うことが出来る方法として注目されているのですが、部屋の中に家具を置かないと言った拘りを取り入れることも可能になります。
ウォークインクローゼットなどのように、室内の一部に、洋服を吊るす事が出来る空間を設計図に取り入れることで、室内に置く家具類の一部を排除する事が出来ますし、これによりワックスがけを行う時など、重量の在る家具類を移動させる手間を省くことも出来ると言ったメリットが有ります。また、トイレの中に収納をたっぷりと設けると言った拘りを設計図にと入れることが出来るのも注文住宅の魅力の一つです。トイレ空間の中に在る収納と言うと、壁の幅に合わせて調整が出来る網状のアイテムを利用したり、収納スペースが無いため、トイレットペーパーや掃除道具は別の場所に置くと言った不便な状態になるケースが有りますが、注文住宅で有れば、トイレで利用する道具や消耗品は収納の中に全てしまっておくことが出来るなどのメリットも活かされます。